2007年7月1日

遠征1日目

車の手配ができなかったため、結局ガイドのホイガさんの車で行くことになった。愛車は日産パルサー、通称ジープである。














11時頃全員集合。ガイドのホイガさん、通訳のフルゲさん、サト、俺の4名だ。フルゲさんはサトの会社の社員で22歳のとても好奇心旺盛な女の子なのだ。まずは寝袋、給油、補充用オイルなどの購入を済ませ、昼過ぎにムングモリトへ向けて出発した。距離は東へ200キロ。

しばらく車を走らせると、広大な草原の中にポツンと銀の像が現れた。チンギス・ハーン像だ。














周りがだだっ広くて何もないところだから大きさを錯覚してしまうが、近くで見るとかなりデカイ。鎌倉の大仏よりも大きいのではないか。なぜこんなところに、と思いつつ記念撮影。

次に現れたのは道の神様?がまつられている場所である。道路わきにある石の積まれた場所で、3回まわってウォッカを振りかけて旅の無事を祈願する。














そこからしばしドライバーチェンジ。モンゴル初の運転をした。右側通行である(まったく意識せずに済んだが。。。)
道路は比較的きれいで、途中、日本のODAで舗装された道路を20キロほど走った。日本製はなんでも重宝されているようだ。

4時頃にはバガノールという町に着いた。ウランバートルのようにガヤガヤ、ゴミゴミしていなく、比較的のんびりとして落ち着いたいい町だ。ここのザハで羊の肉を買った。

ここからの道は未舗装。羊、山羊、牛、馬を避けながら牧草地帯をひたすら走る。途中、穴ぼこだらけなので、平均時速はせいぜい2、30キロほどだろう。車のメーターは途中で壊れた。セルが回らないこともある。ブレーキのエア抜きもたまに必要。段差を乗り越えるときは足元から必要以上に大きな音が鳴る。ガタン!という嫌な音だ。不安になったが、ホイガさんは「ジープ、ジープ」と言いながらまったくお構いなし。

そんな悪路を延々2時間ほど走ると、ようやく川が見えてきた。様子見がてらここで遅めの昼食をとる。

川は前日までの雨で増水し、濁りがあった。ここでの釣りはできなそうなので、川の状態を何箇所か見ながら先へ進み、今夜のキャンプサイトを探した。

なんとか釣りができそうなところがあったので、その近くでキャンプすることにした。時刻は7時過ぎ。
ハエとアブがすごい量だったので、まずは牛の糞を集めて煙に巻く。キャンプには慣れているが、ウンコには慣れていないため、ウンコ集めは最初抵抗があったが、触ってみると匂いもしないためすぐに慣れた。燃やすと線香のように煙を出し、匂いも線香のようだ。これで虫対策はOKである。

テントを立て食事の準備をする。献立は羊の肉うどん。これが相当旨かった。
ウォッカを飲みながら食事をしていると、遠くの方から馬に乗って人が来た。どうやら周りにいる牛の飼い主で、暗くなってきたから牛を引上げに来たようだ。片言ながら挨拶をし、タバコ、スープ、ウォッカをふるまった。すると馬に乗ってみろとのこと。少しドキドキしながら乗ってみた。















チューチューと声をかけるとゆっくり進みだした。飼い主のバタとホイガさんが調子に乗って、枝でケツをおもいっきり叩けとジェスチャーしたが、フルゲは「それは危ないからやめたほうがいいです」という。おいおいホイガさん!

しばらくするともう一人。酔いどれのバタの兄貴が現れふらつきながら一緒に帰って行った。
次にも二人組が現れた。これで訪問者は4人。
10キロ四方には人は住んでいないのに、遠くから火を見つけるとそこに集まってくるようだ。人も虫も同じ習性なのだろう。

12時を回り、かなり寒くなってきたから寝ることとした。
明日は5時半起床で、そばの川で釣りをする。

0 件のコメント: