フブスクル湖遠征3日目
朝、モロンを出発。途中、フブスクル湖へ向かう途中にある峠を越えると、雪の洗礼を受けた。
8月の初雪である。
そして視界が悪くなった影響で、タイヤがパンクした。
昼頃ようやくフブスクル湖畔にある町ハトガルに到着。
モロンから100キロほど、ウランバートルから延べ800キロ程度走ってきた。
日本でいえば、東京から西は下関、北は札幌ぐらいのところなのだ。
ガンバさんの彼女宅。2重の壁で暖炉を燃やすととても暖かくなる。
ハトガルにある、これまたガンバさんの知り合い(彼女)の家をベースにして、フブスクル湖近辺を楽しむことになった。
だが、さらにもう1本タイヤがパンク。残りのスペアも空気が少なく、自転車用の空気入れで無理やり空気を入れようとしたら、今度は空気入れが壊れた。
でもそこはモンゴル人。その場しのぎだが、トラブルシューティング能力は非常に高いのだ。
すっぽ抜けて壊れた空気入れを針金やら、そこらで拾った革の切れ端やら、食事で残った脂身やらを巧みに使って見事に復活させたのだった。
無事、空気も入れ終えたが、2本の スペアが無くなったので、この町でパンクしたタイヤを修復することにし、小さな修理屋にタイヤを預けに行った。
そして、運良く、同じデリカを乗った人に遭遇し(本当に運が良い)、予備のタイヤを借りて、ハトガルから30キロほど北の湖畔にいる遊牧民族ツァータンに会いに行くことになった。
途中で地元漁師が釣ったハリオスを物々交換でゲットし、フブスクル湖畔を眺めながら、ツァータンが住むところに着いた。
モンゴル国内でも観光地として相当有名なところ故、あちこちに観光客向けのゲルキャンプがある。ツァータンは本来、フブスクル湖近くのツァガーン・ノールという地域の森の中に住んでいて、トナカイを飼育しながら遊牧している民族である。住居もドーム型のゲルではなく、円錐型のウルツと呼ばれる移動式住居に住んでいる。インディアンのティピによく似ている。
ここに住むツァータンは観光客向けに山の方から降りていているようだ。トナカイと写真を撮るのに3000トゥグルク要求された。
ウルツの中に入ると、老婆が偉そうに居座っていた。どうやら、シャーマン(霊能者)らしく、お布施を支払って(5000トゥグルクなり)、他の外国人もいる中、いろいろ占ってもらった。そして、今回の課題、タイメンが釣れるか聞いてみると、鼻で笑いながら「無理、無理」とのこと。
このババァ、俺の釣人魂に火をつけやがったのだ。
ハトガルへ戻る途中湖畔で軽くフィッシング。がしかし、残念ながらザガスバフコイ(魚いない)である。
曇っていたからあまりわからなかったが、本当はエメグリ色のきれいで大きな湖なのだ
日が沈み、ガンバさんの彼女宅に戻った。
夕食は昼間にもらったハリオスをソテー。
ガンバさんの誕生日を祝いつつ、ささやかな宴を楽しんだのだった。

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