GOBIツアー2日目
早朝、まだ暗い中、ホテルを後にし、タクシーで一路エネジーセンターへ。
エネジーセンターはサェン・シャンドから南に50キロのところにある。
6時過ぎ、町から40キロほど来たところで朝日が昇り始めた。車を止めて、肌寒い中朝日を拝む。
地平線から昇る太陽
どの方角を見ても地平線。。。
朝日を拝み終え、ザァ、ヤゥイ(さぁ、行こう)、というところでトラブル発生。
バッテリーがあがっている。。。
見渡せど何もない、何もいない中、しばし途方に暮れていると、後続車発見。ブースターケーブルなど気の利いたものはないため、双方のバッテリーを取り外して付け替え、ようやくエンジンスタート。
この一か八か的なノリにもずいぶん慣れてしまった。
気を取り直して、エネジーセンターへ向かう。
そして、出発から1時間半、ようやく到着。
まずは、おっぱいを模った石の山。
ここに乳製品をかけると女性は胸が大きくなるとか。なんのこっちゃ。
ここらへんで気づいた。エネジーセンターとは、仏陀がまつられた、人に気を与えてくれる神聖な場所であることを。
当初、俺は大きな発電所か何かを想像していた。以前、なにかの記事で、GOBI砂漠に太陽電池を敷き詰めると世界中の電力が賄えるという内容を読んだことがあり、その先入観からそう思い込んでいたのだ。
そして朝早くから、モンゴル人観光客のツアーが数十名、数十キロ四方何もないこの場所に集まってきていたのだ。
気(エナジー)が集まる場所で朝日を浴びる儀式?
100メートル四方のところを白い塔で囲まれている場所だが、この一角の約10メートル四方だけが携帯電話が通じるとのこと。確かにみんなこの場所だけで電話している。不思議、不思議。
石の積まれた場所にアルヒを降り注ぎ、線香をたき、お祈りをすること数か所。
この場所がエナジーセンターのメインで、この後、釣鐘を鳴らし、寺院でお経を聞きに行った。まさにお寺詣りである。
ひととおり、見物し終えたので、近くのゲルでちょい早めのランチをとることにした。ゲルといっても観光客向けのゲル式レストラン。スーテーツァイとツェーワンをいただく。
ゲルの中はベッドと高床のところにじゅうたんが敷かれており、小さな机が真中にあるだけ。
昼食を終え、われわれ一行は次なる名所へ車を走らせた。
ここから10キロほど離れたところに見える山を目指して。
通称黒い山。エネジーセンター同様、神聖な山らしい。
そして、そこを登れるのは男性のみとのこと。
岩だらけの足場の悪い急斜面を登ること十数分。
岩だらけの足場の悪い急斜面を登ること十数分。
足を踏み外すと、一気に滑り落ちそうな緊張感を強いられる道のりである。
黒い山の中腹。山頂まで短いようだが、意外とヘツー(辛い)
このパノラマを男尊女卑的な習慣が邪魔をして、俺とガンゾーだけでしか見られないのが勿体ない。
そしてここを最後に、サェン・シャンドまで戻ることにする。
サェン・シャンドに着くと、町の入り口付近に最近できた丘の上公園を見物。
サェン・シャンドの町を見渡せるいい場所である。
ホテルに戻り、小休止。
帰りの汽車の時間までまだ少し時間があったので、昨日同様、バタマーの姉さん家でツェーワンをごちそうになった。(この2日間で3度目のツェーワンである)
ウランバートルまでは夜行列車。アルヒをひっかけて、ひたすら寝て帰ってきたのだった。

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